「更年期障害」なんて、まだまだ先の話…。と考えていても、意外と若くして症状が出始める人もいるものです。女性の更年期は、生理の終わりである閉経と大きく関係しています。閉経の前後5年の時期、合わせると約10年間に、症状が出ると考えられています。女性ホルモンの分泌がピークだった20代や30代の時と比べ、女性ホルモンが急激に失われていく時期となっており、辛い症状が出てしまうものです。以上のように、女性の更年期障害は、生理、閉経、女性ホルモンの減少が大きく関係しているのです。ですが、閉経を止めるわけにはいかないですし、女性ホルモンの減少を止めるのも難しいです。なので、症状を緩やかにできたら嬉しいですよね。
まず、どんな症状が表れてしまうのかと言うと、代表的なものだと「身体のほてり」「急な発汗」「めまい」「イライラ」「人に当たってしまう」などが上げられるのではないでしょうか。これも人によって症状は様々ですし、症状がまったく出ない、という人も中にはいます。どうしようもない症状ですが、少しでも和らげる方法はないのでしょうか。
その一つが、イソフラボンを摂取することです。豆腐や豆乳などの、大豆食品に多く含まれています。この大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似ている働きをしてくれるので、更年期障害の症状を緩やかにしてくれるのです。「あれ？更年期障害かな？」と感じ始めたら、積極的にイソフラボンを摂取するようにしましょう。